人によって口臭がくさいのは、なぜでしょうか?
こんにちは。
人によって、口臭、口のにおいって違って
いますよね。
口が臭くなると、色んなことを考えませんか?
「どうして私は口臭がするのだろう?」
口臭がする理由を考えるのは当然のことですよね。
特に、人から不快な顔をされたり、あまりないかも
しれませんが、指摘されたり・・・。
そして、次にこう考えます。
「どうしてあの人は臭くないのに、自分は臭いの
だろう?」そう思ったりしませんか?
今回は、「口臭がする人としない人の違い」について
考えてみます。
口臭というものは不公平ですよね。
意外にも、もし家族と同じものを食べて同じ生活をして
いても、自分だけ口が臭くなることがあります。
家族であれば、当然、同じ食事ですし、ほとんど生活
習慣も似ていることが多いものです。
それなのにどうしてでしょうか?
それは、同じ食事をとっていても、次に挙げるような
原因がそれぞれ違ってくるからだと考えられます。
口臭のほとんどが口の中の気体が原因であることが
明らかにされています。
口の中で生息している嫌気性細菌が、唾液、血液、
古くなった細胞或いは食べカスに含まれるタンパク質
などを分解して、臭いの元である硫化水素、メチルメル
カプタン及びジメチルサルファイドと呼ばれる揮発性
硫黄化合物を産生することにより、口臭が生じます。
口臭は、VSCを増やす原因により“生理的口臭”及び
“病的口臭”に大別されます。
同じ食事をしていても、発症するタイミングは同じという
ことではないので、自分だけ口臭がおきたりします。
そこで、チェックする項目を見てみましょう。
以下は、口臭原因を探る7項目です。ご自身がどちらの
口臭タイプになるのかを参考にしてください。
- 口の中がパサパサしている
- 仕事などでストレスを長く感じている
- 舌の表面が白く、磨いたことがない
- 歯、詰め物や入れ歯の表面を舌でさわるとザラザラしている
- 歯茎が腫れたり、血がでたりすることがある
- グラグラ動いている歯がある
- 穴の開いた歯や詰め物が取れたままになっている歯がある
1.2.3のいずれかの項目のみに当てはまる方は
“生理的口臭”の可能性があります。
4~7のどれかの条件に当てはまる方は
“病的口臭”の可能性があります。
生理的口臭にあてはまったかたの対処法としましては、
食事を良く噛んだりして、たくさん唾液をだしてあげる
ということを意識してください。
また、舌磨きや、洗口液などで、対処しましょう。
次に、病的な口臭として当てはまった方は、
歯周病の治療、虫歯の治療をすることがまず先決です。
いかがでしたか?口臭にも、いろいろな原因があること
がお分かりいただけたでしょうか?
これらを意識したり、治療をしたりして、口臭の改善
につながっていけるといいですね!